知っておきたい蘇生術

もしもに備えて、蘇生術を覚えておきましょう。
親が突然倒れたとき、呼吸や脈が停止している場合には速やかに蘇生術を行います。心臓停止から3~4分経つと救命率は5割になり、7~8分経つとほぼ100%近くが死に至るといわれています。心臓停止が長くなればなるほどに、障害が残る可能性が高まりますので、心臓停止後3~4分以内に蘇生術を始めることがとても重要なのです。

まずは、倒れた親の口元に耳を近づけてみます。呼吸音もなく、胸も膨らむ様子がない場合には、呼吸が止まっていると思われます。耳の下の首の頸動脈に指をあててみて、脈を感じなければ心臓も停止しています。
呼吸・脈拍が停止している場合は、救急車を呼ぶとともに、119番のオペレーターの指示に従って蘇生術を行います。

 

蘇生術

1.気道確保
あお向けにした親の額に自分の片手をあて、もう一方の手の人差し指と中指を下あごの先にあて、あごを持ち上げて気道を確保します。

2.心臓マッサージ
胸の真ん中に両方の拳を重ねてあて、1分間に80~100回くらいのペースで胸骨を圧迫します。
強さの目安は、大体3.5~5cmくらい胸が沈む程度です。人工呼吸2回と心臓マッサージ30回を交互に繰り返します。
※心臓が止まっているとき、近くに自動体外式除細動器(AED)があれば、それを利用する方法もあります。

3.人工呼吸
鼻を指でつまんで自分の口で相手の口をふさぐように覆い、相手の胸が膨らむよう
に息を吹き込みます。
息を吹き込む間隔は、およそ5秒に1回の割合で2回連続吹き込みます。人工呼吸
を行ったら、頸動脈を5秒ほど触って、脈を確認してください。

 

※脈が止まっているときは、人工呼吸で肺に空気を送り込んでも脳に酸素が届きません。心臓マッサージをして血流を助けることが重要になります。
※もし、口をつけるのをためらう場合には、人工呼吸をせずに連続的に胸を強く押すだけでも効果的です。胸を圧迫する運動で少しは換気ができて、脳や毛細血管までの血流だけは保たれるため、何もしないよりはずっといいでしょう。

 

コメントは停止中です。

サブコンテンツ

このページの先頭へ